梅雨に入ったこの季節は、元気ママがヘバッてくる頃合いなので、昨年の
蔵王湯治に続いて、今年は隣県飯坂温泉に連れ出しました。
その目的地は「
花ももの湯」と言っても判らない方は、雷風呂で有名だった飯坂温泉ホテル聚楽と言えばお判りになるんじゃないでしょうか?
あとで、同館従業員に聞いたら3年前に新設された日帰り入浴専門温泉という事です。
飯坂温泉は米沢市から1時間かからずに訪れる事ができるのですが、ネットで調べると日帰り入浴施設が34ケ所もある飯坂温泉では迷ってしまうので、専門施設でHPが親切な同館を選択したのですが、結果は大満足でした。
開館直後とあって、入館者はまばらですが、混雑嫌いの小生としては閑散としている方がリラックスできます。
入館料を払うと渡されるリストバンドには固有のバーコードが設定されていて、館内での支払いは全てバーコードで済ませる事ができるので、現金を持ち歩く必要も無く安心です。自販機までこのバーコードですから・・・
ロッカーで浴衣に着替えていざ入浴に行きます。
館内はスリッパなども無く、素足で歩きますが、ほとんど畳敷きになっているので素足の感覚も良くて、よく考えられていました。
撮影禁止」とは掲示されていないし、客もまばらだったので、失敬してワンショット。
内風呂は3槽あって、それぞれ「ぬる湯」「あつ湯」「ほどよい湯」と湯温が異なっています。
とは言っても極端な温度差は無いので安心して入浴できます。
内湯から続く露天風呂は源泉が異なる3種の湯舟があって「立ち見の湯」は名のとおり水深が深いので立って入る鉄分過多の黒ずんだお湯でした。
「もみほぐしの湯」は言うなればジェットバスですが、吹き出しも程よくて、現在痛めている腰痛に最適でした。「寝ころびの湯」は水深が浅いので仰向けに寝ると丁度いい湯舟です。
何れも温泉臭は皆無といっても良いくらいで、サラッとした湯触りでしたが、入浴後に汗が噴き出してきてやっと温泉だった事を知る事ができた次第でした。
さて、湯上りは元気ママにもリラックスしてもらい、小生もリハビリを兼ねてマッサージを申し込みました。
元気ママは足腰中心、小生は首肩中心に集中マッサージです。
温泉とマッサージでリラックスとリフレッシュして、元気ママも何とか梅雨を乗り切れるでしょう・・・
マッサージが終わったところで正午となって、ランチはホテル本館8階にある湯けむり茶屋でいただくことにしました。
ホテル聚楽では8階といっても、実はホテルの構造上地上1階なんです。そばを流れる摺上川の河畔に建てられているので、1階から7階は川底に向かっていて、8階から14階が地上なんですね。
ここは、居酒屋なんで御飯ものは少なくて、結局オーダーしたのは天ざるで軽めに。
湯上りで汗をかいた分の水分補給はノンアルビールとキュウリの一本漬けです