9時の予約診察はあっという間に終えて、9時半には病院を後にして、やってきたのは旧県庁の文翔館を見学する事にしました。
小学校4年生の頃に社会科見学で訪れた思い出があります。
入口には無料の説明ボランティアが客待ちしていて、セールスを受けましたがマイペースで見学したかったので丁寧にお断りしました。
先ず入室したのは正庁と呼ばれる講堂は、造りが重厚で西洋の雰囲気満載です。
その正庁からバルコニーに出ると、七日町通りが真っ直ぐに見る事ができます。
会計課出納係には3体のマネキンがここにだけ配置されていたので、最初見た時にはドキッとしました。
昔懐かしいガリ版印刷機に、小学生当時のプリントを思い出します。
廊下は思いのほか狭く、当時は役人が往来していた事を思うと混雑したんだろうなぁと思いました。
中庭も赤レンガの壁に囲まれて風情があります。
役所なのに貴賓室まで備えられていて、迎賓館も兼ねていたのかしら。
そしてこの部屋が知事室です。赤じゅうたんが敷き詰められていて高級感を感じるしつらえです。映画撮影にも使われていたそうです。
身近にあっても来る機会がなかったのですが、無料でこうした施設を見学できるのはありがたい事だと思いました。