2018年8月8日水曜日

西日本豪雨災害ボラ活動(4)

サテライトから指示されて向かった先は、高梁川と小田川に挟まれた川辺地区の漁府(ぎょふ)さんのお宅です。
不謹慎と思い詳しく伺う事を控えましたが、単身で暮らす60代のお母さんのお宅です。
一階が完全に水没してしまって、二階で暮らしながら一階の後片付けをしていた様です。
ここのミッションは水害で被災した土壁を剥がして将来に繋げる事です。
竹で編んだ土壁をチマチマと剥がしていきます。
剥がした残渣物は土嚢袋に詰めて回収にまわします。
完成したら、竹編みだけになって、最終的には水洗して新たに左官されると思います。
柱に傷みや変形はなさそうなので、壁の再施工を行えば充分復旧できそうです。
猛暑なれど、壁を剥がせば通気が確保され、更に扇風機まで設置してもらっているので、快適とは言わずも猛暑への対応はできていると思いました。
昼食休憩時間に隣接した土手に上ってみました。
この河川は高梁川です。前方に見える鉄橋の先に氾濫の原因になった小田川と合流しています。
その合流地点で発生したバックウォーター現象によって42名の犠牲者が出てしまいました。
まさに西日本豪雨災害の象徴的な災害現場がここなんです。
土手から見た川辺地区は晴天なんですが、泥にまみれて何か沈んだ雰囲気を感じます。
14時一連の作業を完了してサテライトに戻ります。
2日目もこのお宅を訪れます。初日5名を10名にして貢献させていただきました。
2日目は10名を束ねるリーダーに任命されたので、作業に加えてマネジメントもする事になりました。過去にもやったので大丈夫でしょう。

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