2013年7月1日月曜日

雄勝支援-2

 さて、今回の支援活動は波板地区にある小さな海水浴場を整備して7月20日の海開きにこぎつける事です。
砂浜には小石やごみや海藻が散乱し、雑草も生い茂っています。
最初の休憩時に防波堤に上がって改めて撮ってみましたが、奥に見える雑草付近に津波で流された漁船の巻き上げ機や係留ロープなどが埋まっていて、このあと掘り起こしに取り掛かりました。
昼近くには大分綺麗になってきた事が判ります。
ほんとに小さな海水浴場ですが、震災前は県外からも観光客が訪れる浜だったと聞きました。
震災後は海水浴場の認可は降りていませんが、子どもたちの浜遊び・笑顔支援が今回の活動主旨と主催者の本田さんから聞きました。
昼食後は最後の仕上げで細かい雑草や小石を取り除きます。
今回参加した12名の高校生も自発的によく動いてくれています。
海鳥が大挙して押し寄せてきています。震災直後は海沿いの支援活動では目にしなかったのは、動物の本能から危険を察していたのでしょうか・・・
15時にはご覧の様に綺麗になりました。
今回30名で砂浜全部を片付けました。
皆やる気満々なので、誰に指示される事無く自発的に作業に入れるのがこのチームの特徴かもしれません。
主催者の本田さんの根回しには敬服至極。
ここには脱衣所やシャワーも完備されていますが、すべて地元の方々で運営しているそうです。
今回はあいにくの小雨日和で肌寒い中、熱中症の心配は無かったものの、ヘビーワーク故に汗をかいてしまいましたが、それも心地よい発汗で、綺麗になった浜を見るにつけ、ある種の達成感に包まれて久しぶりに満足できた活動でした。

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