早朝6時に山形大学工学部からボラバスは出発しました。
今回は小生含む一般参加者5名と学生教職員15名でバス座席も一人で2席を占有できるゆったりモードで被災地に向かいました。
今回の支援地宮城県七ヶ浜町ボランティアセンターには8時半には到着。
各地の支援者もまだ到着していないみたいでした。
天候は快晴。
9時近くになるとボラセンもご覧の慌ただしさになって、休日も重なって今日は300人のボランティアが全国から集まってきました。
恒例の朝会では、会場となる屋内ゲートボール場にはぎっしりのボランティアで埋め尽くされて作業マッチングが行われます。
今日の作業は田畑回復に向けた瓦礫撤去が任務になりました。
チーム米沢は仙台から参加した鈴木工業の2名の方々と共に作業します。
朝会終了後、ボランティアコーディネーターの
鈴木さんの案内で現場に向かいました。
途中、昨年作業した菖蒲田浜近くの駐車場は当時ボラバス駐車場になっていたのですが、今はご覧の様に田畑から回収された車両置き場に様変わりしていました。
昨年11月に回収された車両が手つかずで放置されているそうです。
その横ではご覧の状況が未だに見受けられて復旧の遅延を憂慮せざる終えません。
反対側にある丘の上の建物は仙台在住の外国人の別荘が連なっていて、この高さがあれば津波の被害はなかったでしょう。
その直下に3階建ての民家があったそうですが、跡形もなくなっています。
ここは、火力発電所が誘致されている事もあっ
て、財政的には潤っていて、各種公共施設が充実しており、J1公認のサッカー場があったり風光明媚で外人専用プライベートビーチもあるそうです。
今回の現場です。
一見、何ら変哲のない荒地ですが、被災前は田園風景が連なる地域です。
今回の任務は、ここの表面に散乱した木片などの瓦礫を撤去します。
300人が一斉に作業し、やる気満々のボランティアが懸命に作業するので、僅か1時間もあれば主だった瓦礫は無くなってしまって、あとは宝さがし状態で、我先に瓦礫探しに専念するという圧倒的パワーでマンパワーの威力を痛感できます。
今日は晴天なれど風が強い分暑さが緩和された事も作業がはかどった要因かと思います。
全ての作業が終わった15時にバスが駐車している海水浴場で全員で海を見ました。
穏やかな海でした。この海が去年牙をむいたとは全然想像できないほどきれいな海をみる事ができました。
18時定刻に山大に戻ってきました。
今回リーダーを務めてくれた猪口君は郡山に実家がある大学院生です。
昨年も参加してくれた好青年です。しゃべりもしっかりしているし頼もしい人材だと思います。
山大生を引率した東山教授も昨年からご一緒してきました。チーム米沢の活動はこれから7月まで続きますが、最低月1回のペースで支援活動に参加したいと思います。
次回は6月中旬を予定しています。
皆さんご苦労様でした。
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