今回の支援作業の内容が主催者からバスの中で説明がありました。4つの分野に分散した作業になるという事です。
①NPO団体が管理する物資倉庫の整理②民家の後片付け③市外での物資整理④被災者へのヒアリング作業
事前にグループ分けされていて、小生は②項の後片付けを渡波地区で行なう事になっていました。しかし④項の希望者が新たに募られ被災者と話をせねばならないという事でセールスのセンスが必要という事で、急遽希望させてもらい7名の方々と御一緒する事になりました。
最初にイメージしていたのは、単独行動で被災者宅を回って片づけを行なうものと思って応募したのですが、実際には全然異なる作業でした。
NPO団体が被災地に拠点を構えて、物資の支給活動を行なっていても、被災者に十分な情報が伝わらない為にニーズを吸い上げる事ができず、豊富に準備した物資を被災者に届ける事ができないという問題があります。
また、個人単位でニーズが寄せられてきても、配達工数的に効率が悪いという問題もあります。
そうした背景のもとで、我々が行なう今回の作業は、被災者のニーズを聞く事と併せて被災者グループを形成する事です。
被災者宅近辺の世帯でグループを作ってもらい、グループ単位でニーズをNPOに挙げてもらえば、効率的に物資を届ける事ができるという寸法です。
作業当初の説明を受けて、思い描いた作業と異なっていた事もあって、よく理解しないままに作業に入ったのでしたが、ペアを組んだ柴田さんからの説明を受けていく中でようやく趣旨が理解できました。
今回の対象地区は、石巻工業港沿いの三ツ股、中屋敷、新館の3地区を東根市から参加している柴田さんと共に回ってきました。
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