前日の食事が低カロリー食に加えて、この日の朝から何も食べずにひたすら下剤を飲んでいたのでフラフラ状態に加え、初めての大腸内視鏡検査の不安もあって最悪の状態で主治医のもとに辿り着きました。
この部屋には胃カメラ検査で何度も入室しています。
検査ベッドに横になると鎮静剤が注されて、意識がホンワリしてきて軽い眠気に襲われます。
程なく主治医が来ていよいよ検査開始です。肛門にゼリーを塗布されカメラが入ってきました。最初軽い刺激痛がありましたが、耐えられない様な痛みではなく、その後は特に痛みはなく、腸内を拡張させる気体が注入された時に腹が張る程度で、特別苦痛はありませんでした。
最初にカメラを大腸の最奥部にある虫垂まで差し込むのですが、大腸が曲がりくねっている構造なので主治医も悪戦苦闘していて、検査の大半はこの時間に充てられていた様です。
概ね20分ほどの検査時間だったでしょうか?特に苦しむことなく終了しました。
着替えが済むと、診察室に呼ばれて結果を写真と共に示され、ポリープ等も無く特に異常はありませんでした。
癌を患った経緯もあって、がん検診の陽性結果に少し落ち込んでいたのですが、先ずは何事もなく一安心です。
全てが終わって、一番大変だったのは2日間に渡る食事制限と当日朝からの下剤投与でした。検査自体は思ったほど苦痛も無く終わりましたが、何れにしても避けたい検査でした。
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