内陸に住んで海が見たくなった時や海水浴に行くときは、気軽に行ける新潟県村上市は結構思い出の多い場所でした。
そこが8月3日の豪雨により多大な被害を受けている事を受け、南陽社協が主催したボラバスで総勢10名で手伝いに出かけました。
1時間半をかけて村上市神林のボラセンターに到着。受付を済ませて指示された災害現場に出発です。
今回の現場は裏山から土砂が流れ出してしまった貝附地区の集落です。
訪問宅は高齢者の一人世帯で現在近くに避難して詳しい話は伺えませんが、裏山が崩れたのではなく、豪雨により土砂が中規模に流れ込んだみたいです。
勢いがないので、母屋にはさほど被害はなさそうですが、隣接する小屋には汚泥が流れ込んでいました。
壁面に泥が飛び散った跡が残っていたので、それなりの勢いはあった事が伺えます。
重機が投入されて汚泥の撤去作業は行われていましたが、さすがに屋内は人力で撤去せざる負えなく、午前中は小屋内の汚泥を取り除きました。
庭先に運び出せば重機とダンプカーで最終撤去を行ってくれます。
午後はメチャクチャ粘土のある土砂に雑木が混じっているので全くはかどらず、軒下だけでも完了させたかったのですが、結局は時間切れで翌日のボランティアに引継ぐ事になりました。
とにかく、今回は粘土質の汚泥に四苦八苦した活動になってしまいました。早期の復旧を祈念します。