2021年12月2日木曜日

リフォーム顛末記

今年6月に山形市に支店を構える建築会社の飛込み営業を受けて、ずっと懸案だった雪害リフォームを行う事にしました。
新築当初から加入していた火災保険を使ったのですが、保証対象外になる工事もあって全額保険で賄う事はできませんでしたが、8月下旬に契約を取り交わして工事をお願いしました。
金属材料がコロナ禍の影響を受けて入手難になり、契約しても2ヶ月待たされて着工しました。
母屋の工事は、毎年ダメージを受ける雨どいの交換と、ボイラー室のガラス交換、そして豪雪で破損した雪止め修理です。
一番懸案だったのが、保険適用外のガレージ屋根の補強と交換でした。
このガレージは安易に屋根の雪下ろしができなくて毎回相当の積雪になってしまって屋根には相当の荷重がかかっていました。
昨冬は遂に荷重に耐えられず、一部の屋根材が変形してしまいました。新築時は一応豪雪タイプを選定していましたが、長年の積雪に耐えきれなくなったので、屋根材の厚みを増やし、更に補強を入れてパワーアップする事にしたものです。
ボイラーのガラスも昨冬の豪雪で厚さ5ミリのガラスが割れてしまいました。
ボイラー室にガラス窓の必要もないので、金属板にして復旧してもらいました。今後は割れる事は無いでしょう。
雨どいの交換は希望ではなかったのですが、保険適用にする為交換してもらう事にしました。
新品にはなりましたが、今年の積雪でどうなっているか???です。
ボイラー室に雪が落ちない様に以前追加工事した雪止めの金具が折れてしまって、結束バンドで応急処置していましたが、これも雪害として保険適用でリニューアルします。
一旦、再生工事してから、新たに雪止めを延長工事して直下の窓が埋まらない様にしてもらいました。
隣接する雪止めは損傷していませんが、浴室窓が埋まらない様に、雪止めを延長してもらいます。
何故か、この雪止め工事だけは、他と工法が違っていて、屋根のトタン板をめくらずに取り付けていましたが、結構強度はありそうなんで、問題はなさそうです。
ガレージの屋根はこれまではこのような状態でしたが、
補強材を新たに追加工事して、見るからに強度アップできました。
屋根も、至る所に雪に押しつぶされて変形した箇所(赤丸部分)があって、ここにクセがついてしまって積雪時の変形が懸念されます。
白っぽい屋根材が交換した屋根材ですが、板厚も厚いものにしてもらったので補強されて安心です。
最後に工事してもらったのが、雪囲いです。従来は右側に見える波板を使っていましたが、除雪の雪がぶつかってしまう窓を全面雪囲いで防げる様にはめ込み式にしてもらいました。
画像では見えずらいのですが、透明の樹脂製の板材は、チョット頼りなさそうで先ずはこの冬は様子見ですね。
問題があるようであれば、自分で木製の板材に変更したいと思います。
結果、半年かかって、何とか降雪前に工事が完了しました。(この二日後に初雪でした。)
 

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