2019年11月8日金曜日

丸森町災害支援(11月7日)

台風19号災害支援ボラ活動は11月3日の初回に続いて2回目に参加しました。
早めの到着で、早朝寒いのですこやかセンター内で待機です。
同行した社協職員に聞いたら平日にも関わらず20名の応募になって、社協所有の大型バスの運行になったという事です。
バスの最後尾に陣取り出動です。
前回同様に高速道を白石ICまで進んで南下して丸森町ボラセンター到着です。
今回は、郵便局若手諸君10名の参加を得て、いささか活気ある活動になりそうです。
前回は事前の受付が終わっていた様で、ボラセンター内には入ることなく現地に向かったのですが、今回は普段の手続きが行われる様です。
平日とあって割と閑散とした室内ですが、それでも企業から派遣された社員などで混雑していました。
既に10時を過ぎて、ようやく支援先にに入りました。
重機がご覧の様相になっていたら、被害の深刻さが判ってきます。
活動先の様相を見る限りは、以前の風景は察する事は不可能なので、帰ってからストリートビューを確認したら
同じアングルで見る風景はのどかな農村です。
同じく派遣先に至る道路から見る景色をストリートビューを見ると
こうした景色が見れました。
自然災害の脅威を痛感します。
今回、作業をさせて頂くお宅を、道路の反対側から撮影させていたがきました。
この場所と、反対側の道路に氾濫した水が溢れ、滞在した御主人が九死に一生を得たという事を伺いしました。
災害発生から1ヶ月近く経つにも関わらず、ボランティアが来た形跡がなく、我々が初の支援みたいです。
老夫婦がそれまで、少しずつ片づけをしていた様です。
本日のミッションは、玄関脇にあるベランダに土砂で埋まってしまい、ガラス戸が開かない為、汚泥にまみれた家財の搬出ができないので、この汚泥を撤去してガラス戸を最優先で開放するのが使命です。
山砂が表面を覆っていましたが、掘り進めるにつれて、前回苦労した粘土質の汚泥が現れたきました。
前回の梁に囲まれた床下作業とは違って開放空間なのでリズミカルに作業できました。

屋外には汚泥の山が築かれました。
およそ4時間のミッションでベランダの土砂撤去はご覧の結果になりましたが、奥側の土砂が残ってしまったのが残念です。
僅かな量に見えますが、これだけで1時間以上は要する量です。
これだけ撤去するのにかかった工数は掘り出し5名、バケツリレー5名で計4時間
たったこれだけのスペースなのに無情な災害です。
災害発生から1ヶ月が経過するのに手付かずの家屋がある事に無念さを禁じえません。
この地域は太平洋側でもどうやら積雪がありそうです。
雪が降ったら、屋外の復旧作業は困難になります。我々米沢市民も雪が降ったら、その対応で支援活動はできません。
お願いですから、全国の皆さんの支援活動を考えて下さい。
次回は今月末27日に3回目のボラ活動を予定しています。

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