2019年6月27日木曜日

災害支援

早朝5時に米沢を出発して国道113号線から国道7号線を北上して受付のある鶴岡市の温海市庁舎にやってきました。
早朝出発とあってラッシュにも見舞われず淡々と進んでこれたのですが、それでも3時間コースでした。
今回は一般参加が約30名に加え、動員がかかった市職員と合わせて59名の参加者になりました。
簡単な朝会を経て、現地本部迄マイクロバスで移動します。
現場は10分ほどにある小岩川地区です。
でも不思議な事に、この地区に来るまでに見える家屋に屋根は特に問題はなさそうに見えるのに、小岩川地区の家屋の屋根には至るところでブルーシートが設置されていて瓦が剥がれてしまっているんです。
何でこの地区だけ瓦被害が多発しているんでしょうか?・・・
現地本部は羽越線小岩川駅前に設置されていました。
指揮所には世帯地図が掲示され、飲料水などが準備されています。
ここでA~Cの3つの班分けがなされ、Aチームで活動する事になりました。
派遣先は現地本部から数十メートル先にあるお宅です。
屋根の瓦はほとんど無くなっていました。
玄関先には危険家屋に認定された張り紙が掲示されていたので、住民は避難しているのかと思ったら、元々空家だそうです。
おそらくブルーシートを敷設する為、取り外した瓦が庭先に散乱しているのですが、この残骸をトラックに運ぶのが今回のミッションです。
休憩時に庭先の石灯篭がずれているのが、地震の威力を感じます。
ここは海から数十メートルの場所なので今回の地震で津波が来たら完全アウトな場所です。
約1時間で散財した瓦は片付きました。
地区内では家屋の損傷を検証する為に県内から派遣された市職員が活動していました。
そしてここが、瓦礫の集積場所です。
地区内各所で収集された瓦礫が分別されて山積しています。
重機を使ってダンプに積み込みますが、瓦は全て粉砕して再利用するそうです。
帰途にあった道路沿いの瓦製造所にはトラックが行列してました。
活動の最初からTV局が付いて回っていたのですが、休憩中にインタビューを受けてしまいました。
インタビュー後に聞いたら、夕方のニュースで採用予定という事で後で見たらしっかり採用されていました。後で出演料を請求せねば・・・

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