至極の境地

米沢市と喜多方市を結ぶ国道121号線は整備される前は、超難所でクルマ1台がようやく通れるほどの幅しかなくて、対向車が来たら完全アウトという道路でした。
若い頃に一度だけ通った事があったのですが、対向車が来ない事を祈りながら喜多方まで抜けたものです。岐路は怖くて遠路郡山経由で戻ったものでした。
そして、今は気軽にラーメンを食べに行けるほど快適な道路になりました。

という事でやってきたのは、喜多方では１，2位を争うほど超人気店の「まこと食堂」です。
行列嫌いなので、もし行列ができていたら迷わず次の候補店に行ける様に事前の準備をしてきました。
ほんとなら開店直後を狙えば行列には遭遇しないのですが、この店舗の開店は朝７時となれば、開店直後は朝ラーしかない訳なので、ランチとなれば
１１時～１１時半までに入店できればと踏んで出かけてきました。
案の定、店前には行列は出来ていませんでした。

道路を挟んだ反対側にある駐車場には２台だけという状況はGOサインの証拠です。
更に駐車したタイミングで、この２台が出て行ったので、入店後の客は小生だけという超ラッキーな状況になってきました。
でも着席して注文したとたんに４組の客きて８割の席が埋まってしまいました。
さすが、人気店ですね。

人気店故に次回の来店は何時になるかわからないので、ガッツリ食べておこうと思い大盛り中華そばをオーダーしました。

これぞ喜多方ラーメンと言わんばかりの丼顔です。

トッピングのメンマやチャーシューも特段の事はありませんが、説得力は充分です。
でも、大盛り９００円は超有名店でも高すぎませんかぁ？

喜多方独特の縮れ太麺は何とも言えないモチモチ感で至極の境地と言ってもいいんじゃないですかぁ
ひとつだけ難を言えば、スープが甘く感じられ、なるべくならテーブルにあるコショウは投入したくない主義なんですが、このまま一気に食べ続ける事ができず、途中で白コショウを大量投射。
そのおかげで味にメリハリが出てきて大成功。
そのまま一気にスープまで飲み干したかったのですが、これ以上はウェイト管理に警戒警報なんで、スープは泣く泣く残して店を後にしました。