2016年10月14日金曜日

震災復興

地図で米沢市の位置を確認すると、丁度太平洋と日本海の真ん中に位置している事が判ります。
日本海側へは何度も赴いたのですが、太平洋側に行った事はあまりありません。
走行効率的にどっちが有利なのか興味が沸いて、春から密かに計画していた相馬市の松川浦に遠征してみました。
前述の走行効率ですが、太平洋側に向かうには、最短福島市と国道4号を横断せねばならず、信号待ちによる非効率に加えて、阿武隈山地を越えねばならないし、この山道が細かくくねっているので、スピードも落とさねばなりません。
更に、現在相馬市から福島市に向けて自動車道の工事が行われていて、ダンプカーの往来が激しいんです。そんでもって、そのダンプカーが無茶苦茶安全運転に徹していて国道115号を40キロで走行するんでたまったもんじゃありません。
一方、日本海側へは特段の市街地走行が無い事があり、更に山道も大きくくねっているんで淡々と走行できます。その結果、手軽に海に行くには断然日本海というのが結論です。
国道113号線は新潟市から相馬市までの路線なので、むしろ113号だけで相馬市に向かった方が阿武隈山地にかからずに行けるので効率的かもしれませんね。
そしてもう一つの目的は、震災の復旧状況です。
5年が経過すると震災の面影を感じる風景は皆無です。
唯一沿岸のかさ上げ工事が、震災を感じさせています。
この沿岸も、おそらく宅地があったのでしょうが、こうして見ても想像すらできません。
 原釜尾浜海水浴場はこの地区唯一の海水浴場です。
夏場は開場しているのかしら・・・


震災の犠牲者を追悼する慰霊碑が最近建立された様です。

その脇には祈念館も開設されていました。
近くの漁港には多くの漁船が停泊していて、漁業は活性化している様です。
市場も再建されていましたが、この時間では市場は終わっていました。
震災から5年が経過して、復興に向けた土木工事が盛んに行われていましたが、それ以外の活動は平穏を取り戻していたというのが感想です。

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