赤湯市民体育館に設けられた豪雨災害ボランティアセンターに到着したのは8時30分。
降りしきる雨でコンディションは悪そうです。
グループ分けされて向かうのは、ここから10分ほど離れた椚塚にお住まいの住宅の泥あげ作業です。
準備された作業資材を受け取って出発です。
10人のこのグループで県内参加者は小生ただ一人でした。皆県外からの参加者で震災以降、こうした災害に駆け付けてくれる日本人のすばらしさを感じました。
宮城など近隣以外に埼玉、静岡からツアーではなく個人で参加してきたこうした方々に敬意を表します。
現場は赤湯中学校の東側を流れる吉野川流域の独居老人宅で、その中学校のグランドにも流れ込んだ土砂の撤去作業が重機を使って行われていました。
流れ込んだ土砂と今日の雨降りで現場は泥だらけになっていて、以前震災支援に行った鮫浦
地区での作業を思い起こす雰囲気になってきましたが、当時よりは作業資材がある分楽そうです。
午前中の作業は、主に裏の土砂を回収して終了しました。
この雨で、ここで昼食は困難なので、一旦ボラセンに戻って休憩です。
ボラセンは小ぶりな体育館に設けられ、スタッフが参加者へのケアを行ってくれています。
ボラセン近くの企業に流れ込んだ土砂も撤去作業が行われていました。
これが暴れ川と言われる吉野川です。
今日の降雨で水位上昇が懸念されていましたが、水位の上昇は見られず、この程度の流量で済んだようです。
午後からも降雨の予想が出されましたが、午前の雨から曇り空で推移し時折薄日まで差し込んできましたが、そうなると今度は暑さとの戦いに様相が変わってきます。
土嚢袋の重さで腰が悲鳴をあげ、午前中は雨でずぶ濡れになり、午後は流れ出る汗で全身ずぶ濡れになりながら、15時に全ての依頼作業が終了できました。
住宅の裏は流れ込んだ土砂が全て撤去され、綺麗に整地されて、消毒の石灰がまかれています。
久しぶりのハードワークになりましたが、やっぱり鮫浦支援よりは楽勝だった様に思います。
遠路はるばる参加してくれた各位は明日も作業をする方もいる様です。
今日は温泉につかって明日に備えて下さい。
御苦労様でした。
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