6回目のボランティアで初めての雨天作業になってしまいました。
今回は市内発着のボラバスなので、移動エネルギーが少なくて済みましたが、ここから乗車した一般参加者は僅か2人だけで後は高校生と引率教員という事で修学旅行に紛れ込んでしまった雰囲気でした。
ここ最近配布されるボラグッズを受け取って現地に向かいました。
高校生が騒がしくするかと思ったら、早朝出発という事もあって皆寝てしまって静かな移動となりました。
さて、今回の任務は高校生と一緒に牡鹿半島の女川原発近くにある鮫浦地区で瓦礫撤去の作業です。
鮎川ボラセンでの受付等々のロスタイムもあって現地到着が12時になってしまい、更に昼休みの休憩タイムもあって13時から2時間半だけの作業になってしまいました。
通気の悪い雨がっぱを着用して足元の悪い泥に足を取られ、更に道具も無い状況下の中で、瓦礫を分別する作業は効率も悪く、疲労も大きい過酷な作業になってしまいました。
作業拠点になった隣接の建物は東北発電工業の寮になっていた様で
津波は2階天井まで到達した痕跡が伺えました。
このあたりは、外海に直結した地形なので、何ら緩衝される事なく津波が押し寄せたものと思われます。
石巻市内の復旧に比べると、牡鹿半島の復旧は半年近く遅れている様な気がします。
もう、市内では行なわれない側溝の泥上げから行なわなければならない状況に衝撃を受けてしまいました。
山中には仮設住宅もありましたが、近隣に店舗はなくて不自由な生活を強いられているみたいです。
今回は高校生のペースに合わせてしまった事もあって、疲労が翌日まで引きずってしまった事が反省点です。
季節も晩秋に差し掛かっていたので、暑さ対策も軽微なもので臨んだ作業でしたが、下着まで汗ばむ結果になってしまって、帰りはジャージ1枚の着用になってしまった事も今後の教訓にせねばならないと思いました。
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